ホッ、とする暖かさ
12月に入って寒くなりました。2023年の夏、「今年は本当に冬って来るの
だろうか…」と本気で思っていましたが、かなり遅れて来ました。
そして、当然ながら寒いです…。ということで温水床暖房を
24時間稼働させています。ベッドサイドの足元の際まで暖かいので
とっても快適。各お部屋ではあわせて加湿器も稼働しています。加湿器は
給水フィルターを5~7日以内にハイターで除菌していますので
安心してご利用ください。
床暖房は冬の暖房形態としてはヒトが感じる快適さでいうと2番目に理想的な
暖房方式です。
1番は薪ストーブです。鋳鉄製の庫内で薪が燃えてさらにその煙までも
燃焼(二次燃焼)させて熱エネルギーに交換、その熱で暖かくなったストーブ本体と
炎の輻射熱で部屋の空気と人体を暖かくする仕組みです。
直接的な風が当たることもなくまた炎を眺めることで脳がリラックスし、
心まで暖かくなり、排出するCO2も木が切られて薪になる前に二酸化炭素を吸収している
という考えで実質プラスマイナスゼロなので理想的です。但し何かと手間がかかるので
気軽に導入は困難です。特にホテルの客室では火気厳禁ですので導入は不可能ですし
いろんな面で非現実的です。そこで二番目に理想的なのは床暖房ということになります。
床暖房で部屋を暖かくする方法は2通りあります。1つは、電気のパネルを床下に
施工して温める電気ヒーター式、2つ目は水(正確には水みたいな不凍液)を通す
フレキシブルな細いパイプを敷き詰めてその中に温水を通して部屋を暖める方法が
あります。
オアシスはこの2番目の温水方式を採用しています。電気ヒーター式のメリットは
スイッチONですぐに床が暖かくなる、追加の施工も比較的簡単、デメリットは
スイッチOFFですぐ冷たくなるのに加えて電気代が高いという点です。
温水式のメリットはお湯でゆっくり床を暖めるので体にじんわりと感じる優しい暖かさ、
床暖をOFFにしてもしばらく暖かさが続くという点です。
デメリットは施工が大掛かりになり導入コストが高い、スイッチONですぐには
暖かくはならない点です。(約10分から15分で体感できる暖かさになります)
そして温水床暖房の動力源は3種類あります。
①電気でお湯を暖める方式、②ガスでお湯を暖める方式、
③ヒートポンプ方式でお湯を暖める方法です。
オアシスは③のヒートポンプ式を採用しています。そのメリットは①と②にくらべて
省エネだからです。ヒートポンプの原理は空気中の熱を取り込んでそれを暖房や冷房に
利用します。なので直接ガスや電気をガンガンに使って熱交換させないので省エネです。
寒くなって、足からお腹まで冷えてくると体調が悪くなります。オアシスに立ち寄
られた際には身も心も温めて風邪しらずの冬をお過ごしください。