ホテルオアシスには3部屋のバリアフリー対応の客室があります。309号室、310号室、
311号室です。さらに、309号室は回遊性を確保しており一般のゲストの方々はもちろん、
車イスのゲストの皆様に快適にご利用いただける設計になっております。ここでいう
「回遊性」とは一筆書きで入口からトイレ、お風呂、ベッドルーム、リビングのソファ
等に、進行方向に対して180度反転せずにいきたい場所にアクセスできることです。
要するにお部屋内での移動がとってもイージーで快適ということです。
現在、日本のほとんどの住宅やホテルの洗面スペースでは入口は一つしかありません。
お出かけの際の身支度は必ずと言っていいほど洗面スペースを利用します。その際結構な頻度で
出たり入ったりの動きが発生して意外とエネルギーを使ってしまいます。この’出たり入ったり’
が結構な曲者なのです。時間に余裕があるつもりでも着ていく洋服が決まらない、
メイクがいまいちしっくりこない、イヤリング等のアクセサリーがピンとこない、
などの複数の焦る要因が重なると出たり入ったりの最中に手や肩をドアにぶつけたり、
足の小指を廊下のコーナーにぶつけてうずくまり、今日履く予定だったお気に入りの
ヒールを履けなくなる、はたまた大事なプレゼンテーションの時用の勝負服を何かの突起物に
こすってしまって最悪服が破けるかもしれないという出かける前からストレス度マックスな
気分を内に抱え込んでしまうリスクを多分に含んでいます。オアシスの309号室はそのような
リスクを極力減らすために出入口を二ヵ所設けています。これにより朝の身支度も
余裕をもって快適に行えることをお約束します。